寂しくなるなぁ・・・
2003年2月18日うちの部署に某都銀から出向してきている人がいる。と言っても定年間近の・・・と言うような人ではなく30になったばかりのような奴である。
最初こんな奴が出向に来る。という話を聞いた時なんでそんな若い奴が来たのだろう?余程できの悪い奴か余程できる人なのだろうか?程度に思っていた。
それから暫くして、本人が上長に引き連れられて事前に挨拶に来たのだが、ひじょ〜に爽やかな青年という印象を受けた。泰一印象としてはどう見ても仕事のできない奴には見えなかった。尚更、じゃあなんでうちに来るの????と不思議に思えて仕方がなかった。
と思っているうちに本人が正式にやってきた。今でも良く覚えている。ちょうど3年前のバレンタインの日であったから。
しばらくは、こちらとしても得たいのしれない物体みたいなものだから様子見ということで静観を決め込んでいた。しかし、仕事振りを見ていると、経理関係の仕事に関しては全くのド素人であった。まぁそれは銀行マンにはよくある話で、決算書の読み方は解るが伝票なんて切れない・・・でも、彼は伝票も切れなければ決算書も読めない。んんん????ますますもって彼がやって来た意味合いがわからなくなってしまった。私は最初は銀行マンたるものは、入行当時にはせめて銀行簿記くらいは研修をうけるものだろうにという感覚であったのだが、彼曰く『外回りだったのでそんなものは習ってません』ということだった。
そこからはまるで小学生に教えるが如くの日々が続いた。勘定科目の意味するものから始まり、販管費と製造原価の違い等々。変動損益計算書に至っては見たこともないと言ってたなぁ。ま、そりゃそうだろうな普通、銀行に提出する資料の中にはそんなものないし・・・というかあれは元々外部利害関係者に見せるもんじゃなかったすね。じゃあ知らなくて当然か。。。そんなこんなで、せめて簿記の2級くらい取って持って帰ったら。ってずっと口をすっぱくして言ってたのだが頑として簿記の勉強だけはしなかったなきゃつは。ただ、本業で必要な証券アナリストととか銀行内部の試験の勉強はよくやっていたけど。でも、さすがに(?)都銀の銀行マンだけあって知識の吸収力の良さ、物事と飲み込みの速さ、アタマの回転の良さ(一を聞いて十を知るという意味での)はぴか一であった。教える方としても非情に教えがいのある奴であった。ちょっと大雑把ところがある奴ではあったが、仕事に対してもとてもポジティブで、人が嫌がる仕事でも自ら進んで引き受けるし、なんに対してもからんでこようとするし、受けた仕事は必ず自己完結しようとする。とにかくいままでのうちの会社には居なかったタイプの奴であった。よもすると感動に近いものすら覚えることがあった。
そういう奴と仕事をするのはとても楽しい。
それとは逆に浮き出てくるのがうちの社員の情けなさというか貧弱さである。それだけできる奴が目の前にいるのにそれを発奮材料として頑張ろうとしないのは何故?悔しいとか頑張ろうとか負けたくなとかって感情はないわけ?なんでそんな相変わらずのマイペースでいけるわけ?なんでそんなに向上心がないわけ?え〜い!一体てめぇら会社に何しに来とんじゃあぁぁぁぁぁぁぁ、と怒鳴りたくなることしばしば。そんな奴も来月一杯で銀行に戻ってしまう。『うちに転籍したら?』とかなり本気で口説いてみたのだけれどきっぱり断られてしまった。まぁ当たり前だけど。
どうやって追い出してやろうかということを楽しみながら画策するも反面寂しさもいっぱいである。
奴がこの3年間得たものは計り知れないくらいのたくさんのものをもって帰ってくれると思う。そして、奴が抜けた後の穴が計り知れないくらい大きいことをうちの部署の周りのやつや会社はわかっているのだろうか?
4月からを不安に思ってるのは果たして私だけなのでは・・・・
と言うことで
本日の勉強時間 1時間強
ホントに5日後に受験するのだろうかという時間だなこりゃ。
っちゅうかなんとなく鬱っぽくてやる気がでないっていうのが正直なとこだけど・・ってだめじゃん。
最初こんな奴が出向に来る。という話を聞いた時なんでそんな若い奴が来たのだろう?余程できの悪い奴か余程できる人なのだろうか?程度に思っていた。
それから暫くして、本人が上長に引き連れられて事前に挨拶に来たのだが、ひじょ〜に爽やかな青年という印象を受けた。泰一印象としてはどう見ても仕事のできない奴には見えなかった。尚更、じゃあなんでうちに来るの????と不思議に思えて仕方がなかった。
と思っているうちに本人が正式にやってきた。今でも良く覚えている。ちょうど3年前のバレンタインの日であったから。
しばらくは、こちらとしても得たいのしれない物体みたいなものだから様子見ということで静観を決め込んでいた。しかし、仕事振りを見ていると、経理関係の仕事に関しては全くのド素人であった。まぁそれは銀行マンにはよくある話で、決算書の読み方は解るが伝票なんて切れない・・・でも、彼は伝票も切れなければ決算書も読めない。んんん????ますますもって彼がやって来た意味合いがわからなくなってしまった。私は最初は銀行マンたるものは、入行当時にはせめて銀行簿記くらいは研修をうけるものだろうにという感覚であったのだが、彼曰く『外回りだったのでそんなものは習ってません』ということだった。
そこからはまるで小学生に教えるが如くの日々が続いた。勘定科目の意味するものから始まり、販管費と製造原価の違い等々。変動損益計算書に至っては見たこともないと言ってたなぁ。ま、そりゃそうだろうな普通、銀行に提出する資料の中にはそんなものないし・・・というかあれは元々外部利害関係者に見せるもんじゃなかったすね。じゃあ知らなくて当然か。。。そんなこんなで、せめて簿記の2級くらい取って持って帰ったら。ってずっと口をすっぱくして言ってたのだが頑として簿記の勉強だけはしなかったなきゃつは。ただ、本業で必要な証券アナリストととか銀行内部の試験の勉強はよくやっていたけど。でも、さすがに(?)都銀の銀行マンだけあって知識の吸収力の良さ、物事と飲み込みの速さ、アタマの回転の良さ(一を聞いて十を知るという意味での)はぴか一であった。教える方としても非情に教えがいのある奴であった。ちょっと大雑把ところがある奴ではあったが、仕事に対してもとてもポジティブで、人が嫌がる仕事でも自ら進んで引き受けるし、なんに対してもからんでこようとするし、受けた仕事は必ず自己完結しようとする。とにかくいままでのうちの会社には居なかったタイプの奴であった。よもすると感動に近いものすら覚えることがあった。
そういう奴と仕事をするのはとても楽しい。
それとは逆に浮き出てくるのがうちの社員の情けなさというか貧弱さである。それだけできる奴が目の前にいるのにそれを発奮材料として頑張ろうとしないのは何故?悔しいとか頑張ろうとか負けたくなとかって感情はないわけ?なんでそんな相変わらずのマイペースでいけるわけ?なんでそんなに向上心がないわけ?え〜い!一体てめぇら会社に何しに来とんじゃあぁぁぁぁぁぁぁ、と怒鳴りたくなることしばしば。そんな奴も来月一杯で銀行に戻ってしまう。『うちに転籍したら?』とかなり本気で口説いてみたのだけれどきっぱり断られてしまった。まぁ当たり前だけど。
どうやって追い出してやろうかということを楽しみながら画策するも反面寂しさもいっぱいである。
奴がこの3年間得たものは計り知れないくらいのたくさんのものをもって帰ってくれると思う。そして、奴が抜けた後の穴が計り知れないくらい大きいことをうちの部署の周りのやつや会社はわかっているのだろうか?
4月からを不安に思ってるのは果たして私だけなのでは・・・・
と言うことで
本日の勉強時間 1時間強
ホントに5日後に受験するのだろうかという時間だなこりゃ。
っちゅうかなんとなく鬱っぽくてやる気がでないっていうのが正直なとこだけど・・ってだめじゃん。
コメント